悩みどころですが、オイスターカードを選びました。天気がイマイチの予報だったので、あまり出歩かない、交通機関を使わないかもって考えたからです。…失敗した?むむむ。
地下鉄やバスの基本知識
- 地下鉄の料金はゾーン制
- 観光スポットのあつまる市内中心部がゾーン1
- そこから郊外にむけてゾーン2~9とエリアが広がる
- だいたいゾーン1、2を移動すると考えればOK
- ロンドン市内のバスは均一料金
- 月~金 4:30~9:29 の朝は、ピーク として高い料金 設定
- 月~金 9:30~ 、土日祝はオフピーク料金になって安い料金
- 地上を走るNR(ナショナル・レール)もロンドン市内はオイスターカードを使えるようになった!
- 毎年値上げされてるのでガイドブックの料金表には注意w
オイスターカードって
日本のSuicaやPASMOのような電子マネー。ちょっと違うところは現金支払いよりも大幅に運賃が安くなるところ。ゾーン1,2のオフピークの地下鉄は現金支払いだと4ポンド、オイスターカードなら1.9ポンド。バスも現金2.2ポンドのところ1.3ポンドになってしまいます。
そしてさらに便利なのは1日の上限金額が決まっていること。バスだけなら1日何度乗っても4ポンド。地下鉄も乗ると例えばゾーン1、2のオフピークなら上限6.6ポンドだったりします。この上限制はすごくいいですね。
カードの補償金デポジットとして最初に5ポンドかかり、そこに必要な金額をチャージ(トップオン)します。さきほどの上限金額を考えて3日として20ポンドもトップしておけば大丈夫でしょうかね。
必要なくなったら窓口で返金してもらえます。自分は最終日に返金したのですがちょっと大変でした。詳細はまた後ほど…。
地下鉄
ゾーン | 現金 | オイスターカード | |||
ピーク | オフピーク | ピーク上限 | オフピーク上限 | ||
ゾーン1 | £4.00 | £1.90 | £1.90 | £8.00 | £6.60 |
ソーン1-2 | £4.00 | £2.50 | £1.90 | £8.00 | £6.60 |
バス
現金片道 | オイスターカード | |
片道 | 上限金額 | |
£2.20 | £1.30 | £4.00 |
ナショナル・レール
※上限金額はないけど、オフピークは安くなる
ゾーン | 現金 | オイスターカード | |
ピーク | オフピーク | ||
ゾーン1 | £2.20 | £2.20 | £1.50 |
ソーン1-2 | £2.60 | £2.60 | £1.70 |
トラベルカードって
こちらは1日地下鉄とバスに乗り放題のチケット。1日券と1週間有効のものがあります。
オイスターカードの上限額よりちょっとだけ高い(オフピークや土日で5.3ポンド)ときいてたけど最近変わったようですね。オイスターカードもトラベルカードも同じ上限金額でした。デポジットや返金の手間を考えると、実はトラベルカードのほうが便利なのかな。
ゾーン | Travelcards | ||
全日 | オフピークのみ | 7日券 | |
ゾーン1 | £8.00 | £6.60 | £27.60 |
ゾーン1-2 | £8.00 | £6.60 | £27.60 |
トラベルカードより1日の上限がちょっとだけ安い(とガイドブック読んで思い込んでたこと)、もしかしたらあまり地下鉄やバスに乗らないかもしれないとも思ったこと、そんなのでオイスターカードを使うことにしました。
オイスターカードを購入
2日目、出発の駅マーブルアーチにてオイスターカードを購入することに。…混んでる!
最初、券売機に並んでしまったんですね。紙幣しか使えないし、なぜかオイスターカードが購入できない。2回列に並びなおしたけど結局購入できず。
でも実はその先に有人の窓口が。こちらに並んでオイスターカードを購入できました。家族分に10ポンドチャージ。最初からこっちにすればよかったと。
次の日にもベーカーストリート駅にてトップオン。ここの券売機は日本語対応になってました。でも有人窓口にて。ten pound topup please!
そうそう、こちらの有人窓口は物々しい雰囲気。ガラスで仕切られてて、お金や切符のやり取りは凹んだスペースを通して。安全対策なんでしょうけど、なんか物騒だなぁ。
オイスターカードで失敗したこと
実は大人一人につき10歳以下の子供4名まで無料で乗車できるんです。これを失念してて、まだ10歳になってないムスメもオイスターカードを使ってました。失敗しましたー!(最初の窓口で年齢聴かれていたのかな…)
ちなみにオイスターカードは大人用のみ。日本のSuicaのように子供用設定がありません。
あといくらチャージが残っているのかをちゃんと把握してないとハマるところもあります。残額が足りなかったら乗れません。ちゃんと計算しとかないと、乗るときに表示される残額を把握しておかないと乗りたいバスに乗れず、チャージしに行かないといけなくなっちゃいます。
あとは返金処理場所。ヒースロー空港ターミナル3にレンタカーオフィスからバスで到着したのですが、返金場所はもちろん地下鉄駅の窓口。ターミナル3からはなかなか遠くて、ヒースロー・エクスプレスの駅よりずっと奥、10分ぐらいさまよってしまいました。
処理自体は簡単で、対応してくれた駅員さんの日本語でニジューゴポンドーってのも楽しかったんですが、やはり余裕のあるときにロンドン市内の駅で返金しておいたほうがよかったですね。
オイスターカード?トラベルカード?
オイスターカードを今回利用してみて、ロンドン市内観光ならトラベルカードのほうが使い勝手がよいと思いました。そんなに料金が変わらないこと、返金の手間がないことがメリットでしょうか。
1日の上限額もオイスターカードとトラベルカードの差がなくなってしまったようなので、1日3回以上地下鉄に乗るならトラベルカード、バスしか乗らないならオイスターカードになると思います。
それにしても1日上限制の交通ICカードって便利だなぁ。日本にも導入されたらもっと公共交通機関使うのになぁ。
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